2010年10月01日
神戸 美容室sur サロンカラーとホームカラーの違い
手軽にいつでもできるホームカラーは魅力があります。
最近では種類が豊富にあるので
ご希望の色になるかも?しれません。
ホームカラーのメリット
いつでも手軽にできる
安い
主にこの二つではないでしょうか?
色味に関しては人それぞれの髪質により
色素が違うため
毛束と同じ仕上がりにするのは
困難です。
色味にこだわりたい方は
サロンカラーでないと難しいですね。
髪質による明度コントロール
前回カラーした残留色素の状態
それらを見て
色を組み合わせて
色味をプロは選定するので
1種類の色味ではご希望の
色は不可能かもしれません。
1番の違いはダメージ具合です。
ホームカラーはカラーを調合する2液(白い液)が
過酸化水素濃度6%しかありません。
その上アルカリ量が多いので
ダメージにつながります。
伸びてきた黒い部分に染めるだけなら
良いと思いますが
褪色した明るい部分に染める場合は
かなりダメージしてしまいます。
サロンカラーでは
過酸化水素濃度1~6%くらいを
髪質にあわせて使います。
明るくしたい部分は6%
明るくなった毛先には
1~3%など。
明るくなって傷んだ毛先には
前処理として栄養補給もしています。
1剤も同様で
明るくしたい部分は
アルカリ剤が多い薬
暗くしたり色味を補う場合は
アルカリ剤の少ない
弱アルカリ
中性などのカラー剤です。
さらにアルカリ剤の種類も違います。
ホームカラー
においの少ない不揮発性
(髪に残留しやすいアルカリ剤)
サロンカラー
ツンとした香りの揮発性
(髪に残留しにくいアルカリ剤)
施術中のにおいは少ない方が
一見ダメージが少なく見えますが
実はその逆で、髪にアルカリが残り
ダメージの要因につながります。
サロンでは後処理
(残留アルカリ除去)
適切なPHコントロールを行い
自宅で弱酸性シャンプーなど
使用することでダメージから
軽減できるようアドバイスしています。
サロンカラーのメリット
希望する色味を表現できる
ダメージが少ない
デメリットは
時間がかかる
高い
このような感じでしょうか?
しかし、髪は自然にダメージを修復することは
できないため
繰り返しカラーをしていくと
差が歴然となってきます。
あまりに傷みすぎた髪の毛は
修復不可能になり
二度と元に戻りません。
同様に市販用に
パーマ、ストレートの薬液がありますが
確実に手を出さない方が
良いと思います^^:
薬剤は化学変化を用いますので
それなりに知識がないと
とんでもないことになりますので
ご注意ください。