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次回からのご予約はお断りさせていただきます。
他に来られたいお客様もいらっしゃいますし
なによりsurの意味は、フランス語で信頼です。
これに反するためです。
ご了承ください。
本日のお題は子育てです。
今奮闘中のママやパパにぜひ知ってもらいたいな~っと。
西原式育児のポイント
1. おしゃぶりを活用
2. 眠るときは上向き寝
3. 温かく育てる
4. 離乳食は1歳半から2歳を過ぎてから
5. よく噛んで食べるようにする
6. 紙おむつや衣類のゴムで赤ちゃんを締め付けない
7. ハイハイを省いて早く歩かせない
意外に簡単でしょ!?
決してお金がかかるものではない。
娘も大体はこんな感じで育てましたよ。
その娘といえば、人一倍元気で
私より、丈夫な子に育ちました^^:
ちょっとくらい弱くてもよかったのかも笑
ほとんど寝込んでいるところみたことないです。
決して身体は大きい方ではない。
幼稚園でもかなり小さいほうです。
免疫力が高いんでしょうね。
おしゃぶりは、出っ歯になるからとさせないのは間違い
指しゃぶりするほうが、骨があり固いため
出っ歯になります。
この点、うちは、2歳で外れた?ピジョンのおしゃぶりが
月齢によって形状が異なっていて
最終段階のおしゃぶりが嫌いだったらしく
指に切り替わり、今でも指しゃぶりが寝るときにあるので
困ってますね^^:
口呼吸をやめて鼻呼吸ができる方法だと思います。
この西原式の最大の難関は
周りにいる両親とかでしょうね。
うちもそうでした。
何が弊害かというと
離乳食です。
普通の育児書
両親世代は、半年くらいから固形物を与えていきます。
そうやって子育てしてきたという
自信に満ちています^^
早く物が食べれるように
それも早く食べれたほうがかしこい
すごい!みたいなことになっちゃっているんです。
西原式は2歳半が推奨です。
でも私らは、2歳が限界ラインでした。
ちょっと預けたりしたときに
何かあげてたんですよ。
そうすると子が味を覚えてしまって
いずれ無理になる日が来るんですよ。
赤ちゃんの腸は、未完成。
大人にとって栄養になるようなものでも
赤ちゃんにとってはアレルゲン、毒なんです。
たんぱく質を分解できる力がない。
だから、食品アレルギーが蔓延している背景は
こういった早期からの、たんぱく質摂取だと思います。
なのでここのところを
夫婦で話し合い
そしてご両親にも理解してもらう
これが非常に重要になってきます。
まわりのあの子はもうこんなの食べてるからじゃないんです。
親が子を守らねばならないのです。
自分の意思で選択できるその時までは。
一家に1冊あると重宝しますよ^^
後半は、細胞の話になって
一般人じゃ意味不明ですが笑
WHOの勧告は、「2歳過ぎまで母乳中心にする」というものです。赤ちゃんの腸は2歳半で完成しますから、2歳までは母乳ないし乳児用ミルクで育てるのが理想的です。吸啜運動を続けていると2歳半で歯列が完成した時に、30回噛む咀嚼運動ができるようになるのです。早期に離乳食を開始すると、丸のみと口呼吸の習慣が身につくだけで、その後はいわゆるアレルギーマーチとなります。
昭和41年にスポック博士の育児書がわが国で翻訳され、昭和55年には当時の厚生省が「生後5ヶ月頃から離乳食を開始すること」をメインとしたスポック博士の育児法を母子健康手帳に導入しました。その2年後から、アトピー、小児喘息が急激に増加しました。ちょうどその頃、アメリカでは乳児ボツリヌス症事件が発生し、詳しく調査した結果、赤ちゃんの腸は消化能力がほとんどないということと、2歳半頃までは未完成で目の粗いザルのようであることがわかりました。そのため、大人なら腸の壁から吸収されないくらい大きなボツリヌス菌の芽胞までも、赤ちゃんの腸は吸収してしまいす。すると、本来身体に入ってきてはいけない細菌までもが腸の壁をすり抜け、侵入したことが引き金になって赤ちゃんが死んでしまうのです。つまり、腸の消化機能が未熟な乳児期に離乳食でタンパク質を与えると、腸内の大人型の大腸菌(悪玉)ばかりとなり、緑便となるとそのバイ菌が腸の壁をすり抜けて血液をめぐります。赤ちゃんの腸は未完成なので、ビフィズス菌のみの場合には問題はないのですが、赤ちゃんにたんぱく質を与えると腸に悪玉菌がすみつき、これがそのまま直接腸壁を通り抜けて白血球に取り込まれて血液の中に入ってしまいます。そして皮下組織で白血球がバイ菌をばらまいて、皮下組織の細胞群に細胞内感染症を起こします。これがアトピー性皮膚炎です。ただし、2歳半過ぎになれば腸の消化機能も大人に近づきますから、乳児のように腸内のバイ菌がそのまま体内に入ってくることはありません。こうしたことからアメリカの心ある医師は、当時離乳食のタンパク質はポイズン(毒)として2歳までの赤ちゃんに与えることを禁じていました。日本のお母さんたちにはまだ知らされていないどころか、今でも母子健康手帳などでは早い時期から離乳食開始が指導されているのは、残念なことです。けれども、赤ちゃんの腸の仕組みをよく知って、離乳食開始を焦らないようにしていただきたいと思います。
何故早期にジュースや食べ物を赤ちゃんに与えると病気になるのでしょうか?お母様方は赤ちゃんに果物のジュースを与えるのが大変好きです。また、栄養のある物を与えれば赤ちゃんは健康に育つとお考えのお母様が多いのに驚かされます。しかしながら食べたものは正しく消化・吸収されて初めて栄養になります。そのためには、赤ちゃんの腸の性質を知る必要があります。
哺乳動物の赤ちゃんは、それぞれ動物種によって授乳期間が決まっています。哺乳動物は、生後お乳だけで育つように吸啜装置をもって生まれてくる脊椎動物の中で最も進化した動物のことです。赤ちゃんの歯は6か月ごろから乳中切歯(前歯)が生え始めますが、あくまでもお乳を吸うための歯でまだ噛むことはできません。2歳から2歳半で乳歯が生えそろってはじめて十分に噛むことができます。
ひとの授乳期間は最も早くて2歳半、最も遅くて5歳迄です。ヒトによって多少違います。授乳期間中には母乳の中のインムノグロブリン(免疫たんぱく質)Aが腸粘膜から吸収されて腸の黴菌の吸収を防ぐとともに母乳に存在するビフィズス因子のおかげで赤ちゃんの腸は99%がビフィズス菌になります。この菌は、たとえ血液内に吸収されても皮膚が赤くなる程度で余り害がありません。ただしお母さんが常温の水を飲んだり、アイスクリームやからしや生姜を食べたり、アトピーだったり、口呼吸していると母乳の中に多量の腸内細菌をかかえた白血球が混入するため、赤ちゃんはひどいアトピーになります。この場合は42℃の乳児用のミルクにするか、お母さんがビフィズス因子を飲むか病気を治して母乳をきれいにすれば簡単に治せます。授乳期間中にジュースや食べ物を与えると赤ちゃんの腸内細菌が10分後にはビフィズス菌から大人型の大腸菌叢に変わり、緑便の下痢か便秘になります。この大腸菌が腸のパイエル板のM細胞から白血球内に自動的に吸収されてアトピー性皮膚炎、中耳炎、喘息、腸炎、膀胱炎になります。
母乳育児でもお母さんが玄米やそば、小麦製品のうどん、パン、スパゲッティ・パスタ、また、冷たいご飯やアイスクリーム、生姜や香辛料の強いキムチやカレーを食べると母乳にバイ菌が入ることがありますから注意して下さい。もとより赤ちゃんがこれらを食べると大変な病気となります。そばや小麦製品には植物性のたんぱく質(グルテン)が多いので腸内細菌が悪玉菌ばかりになり、赤ちゃんの腸はこの菌と抗原性のあるたんぱく質の両方をパイエル板のM細胞から吸収してしまいます。同時に赤ちゃんはひどい便秘になったりしますから、出来るだけ2歳半頃迄母乳か乳児用ミルク中心で育てることを勧めます。赤ちゃんの吸啜力は、母乳を飲む時とおしゃぶりで発達し、これが鼻呼吸と咀嚼力をやしなうことになります。
ラベル:西原克成博士 離乳食