こちらの記事に更新はなかなか忙しくてできてない^^:
いよいよ今月が引き渡し
この1年本当家のことで随分と悩み苦しみ
ようやくそれが晴れるところまでもう少し・・
今回は断熱の話
これは語るとかなり出てくるので
そしてかなり迷った箇所でもあったので
何回かに分けて書きます
かっこいい家お洒落な家に住みたい!
これは家を建てる人にとって共通すると思う
だけどこの断熱を疎かにすると
冬は寒くて夏は暑い家になる
それはとても住みにくい家になる
この基本性能は変えられる箇所ではないから
予算を費やすべきところ
特に窓なんてリフォームでも変えられないから
以前窓の話をしたけど
ここが断熱を考える上で最も重要だからです
断熱と窓
どちらにお金をかけるべきかといえば
窓
窓以外は壁で覆われているわけだから
前に話したとおり新築戸建てでも
マンションであっても樹脂サッシを使用しているところは僅か・・
これが窓更新国といわれる所以
さらに突っ込むと樹脂サッシにしたからといっても
安心はできない
引き違い窓
ごく普通にある掃き出し窓だ
20年30年前の一般的な家であれば
ほとんどの窓がこの引き違い窓に雨戸の組み合わせ
その時代だとシングルガラスのアルミサッシで
断熱性などほぼないし結露しまくります
それでこの引き違い窓を
樹脂サッシのペアガラスにしても
構造上の欠点とも言うべきか?
隙間ができるんです
これが今時の高気密高断熱の家であれば
尚更この隙間が仇となる
そんなこともあって
我が家は南面一箇所のみ掃き出しの窓にしました
ちなみに海外では片面FIXで片面だけスライドするドアが主流です
それがYKKからトリプルガラスの樹脂サッシの
APW431
大開口スライディング
これをなんと建築中に発売してきました
これはラッキーと思ったものの・・・
高すぎ!泣
予算が合わず断念
樹脂窓普及させたいのか・・
金持ちの道楽にしたいのか・・
もうひとつは
軽量鉄骨造
これは快適に住みたいのであればやめたほうがいいです
これは以前のハイツが軽量鉄骨だったことで経験住み
鉄は熱伝導率が極めて高く熱橋(ヒートブリッジ)現象が起こりやすい
夏はサウナのように暑くクーラーが効かない
冬は凍てつくように冷たく暖房が効かない
なんて住みにくい家だったことか・・・
ただ悪いことばかりでもなく
この経験があったからこそ断熱性
快適度を上げようと必死になったわけだから
ま~いいっかw
鵜野さんの記事を引用
いまどき、世界の中の低層住宅で、
軽量鉄骨造を有り難がっているのは日本だけ。
軽量鉄骨造の住宅は
どんなにリキんでも輸出産業には成り得ない。
つまり、いくら住宅局や学者先生が囃したところで、
ヒートブリッジそのものの軽量鉄骨造は、
国内で威張っているだけの内弁慶にすぎず、外貨を稼ぐ能力はゼロ。
早い話、日本で住宅の構造改革を進めるということは、
軽量鉄骨プレハブ造を第一線から追放して
、可能であれば国産材を活用して耐震性の強い木質構造を普及させて行くべき。
そして、外貨を稼げる産業に脱皮させて行くべき。
歯に衣着 せぬ物言いな鵜野さんですが
それがまた痛快で正論だと思います。
木造に勝るもの無し
軽量鉄骨のヒートブリッジ対策として
外断熱がありますが
外に使用できるのも50ミリくらいが限界といわれています
これでは対策になっていないばかりか
壁体内結露が発生する・・
結露ほど住宅を短命にするものはない
このあたり断熱材の種類
そして壁の構造
このあたりも意識しないと
せっかく断熱してもカビまみれになって
家にも人にもよくない
カビという意味ではRC造も不利です
コンクリートは冷輻射で健康を害する
これもひとつあります
次回に続く・・