断熱の話はこれくらいにして
次いこう
ウチの住宅は素材は完璧だと思っているので
また住宅会社などの紹介は1番最後にします
断熱、間取り これらは変えれるものではないから
注文建築するならぜひともこだわって欲しい部分
それと同じくらい大事だと個人的に思っているのが照明
例えば位置を変えたいなどとなれば
配線を引き直してこないといけないし
配線が丸見えになり不細工になる
ダクトレールという手もあるけど
できれば避けたい
ここにこういう照明が来てというのを
図面とにらめっこしながら
妄想しないといけない
しかもドンピシャで!
これは相当悩んだ!
建築士さんとあーでもない、こーでもない
議論しながら・・・
元々賃貸であったからそれこそ
この間まで住んでいた築40年オーバーのマンションは
全ての部屋
このシーリングライトであった
はっきりいって雰囲気も何もない
夜中でも昼間のような眩しい明るさ
眠くもならないといった利点もあるけど
これは使いたくない
今多いのがダウンライト
とりあえずこれ付けとけばちょっとお洒落に見える的な・・
間違えない照明のひとつかもしれない
これまた使う部分を必要最小限に留めています
そういう無難な発想が好きではなかったことと
やっぱり明るすぎることに違和感を感じる
無難で思い出したけど
外構屋さんと色を決めていたときに
この色が無難ですよ
この色が皆さんよく選ばれていますよ
こういうフレーズが度々出てきたけど
申し訳ないけど皆さんが選ぶ色に全く興味もなく
家の感じに合わせて選びたい
他人にどう思われようが自分たちが納得していれば◎
オンリーワンであることが注文建築の醍醐味ではないだろうか?
照明計画で考えたことは
照らしたい部分を照らす
ただそれだけw
というのも家具屋を何気に下見していると
ルイスポールセン社PH50
今まで縁のなかった照明であったが
何気にディスプレイされている
ダイニングテーブルに座ってみる
??
立ってみるのと座ってみるのと何か違うな
この照明は徹底したグレアカット
光の見え方を計算されつくした照明だと初めて知りました
このLED真っ盛りのご時勢に白熱灯150W指定
さらに色の出方までも計算されつくしている
ダイニングテーブルから60cm上と指定まである
食材をより美しく見せ
テーブルを囲む人々の表情を柔らかく見せる光を当てるため
この高さになったそうです
ポール・ヘニングセン
ポール・へニングセンはコペンハーゲンに生まれました。
1911年から14年にフレデリクスベアのテクニカル・スクールで、
1914年から1917年にコペンハーゲンのテクニカル・カレッジで学びました。
伝統的な機能主義建築をキャリアのスタートとした後、
彼の興味は照明分野に移っていきました。
ポール・へニングセンがパイオニアとして切り開いてきた照明分野の業績 -
影と光、グレア、光による色の再現、そしてそれら光の特性を人間の福利に
結びつくように利用することは、
いまもルイスポールセン社が実践するライティング・セオリーの基礎となっています
ポール・ヘニングセン
こんなことを100年近く前から実現していて
そして今でもここまでのデザイナーはいないでしょう
まさに天才!!
こんな知識が入ってきてしまい
光と影を楽しみたいと思うようになった
なのでほとんどの照明がグレアカットしております。
全部ルイスポールセンに統一したいけど
100万超える照明もある・・
ので局所でしかムリです泣
建築化照明
けんちくかしょうめい
architectural lighting
建築物の一部として天井や壁などに照明器具を組込み,
あたかも建築部材そのものが照明装置であるかのように見せる方法。
代表的なものに光天井,コーブ照明,コーニス照明などがある。
これを多用したオンリーワンの照明にしてます
おかげさまで夜の雰囲気はバッチリです
壁に照らされた照明から洩れる光もまたいい感じですよ
落ち着くやわらかい光
そのかわりすぐ眠くなります^^:
風呂入る前に寝落ちしてるケースが
すでに何度かある
ほとんど今まではなかったので
リラックスできているということにしとこう
特にリビングにはコーニス照明しかないので
壁面から照らされる光の反射しか光はこないけど
十分明るいと思ってます
天井から光が来ないので眩しさが全くの皆無
驚いたのが今までそういや実家の照明の雰囲気って
なにかええかんじに食材とか見えるな~って思ってたら
なんとAJロイヤルであった!
画像はネットよりお借りしてます
これが2灯あっていい雰囲気なんですよ~
照明1つで平面な空間も立体的にできる
日本の光は眩しすぎる気がする
surのお隣のワコーレさんの
ガラス張りのロビー
あそこはほとんど建築化照明で
とても雰囲気のある空間を出されてます
また夜にでも見てみてください^^
ではまた!